| ■ No.1 WindowsCEとは? (2007.01.28) |
WindowsCEは通常のWindows(2000やXP)とはまったく異なったOSである。 WinCEとは、PC(通常のWin)からデータを切り出して持ち歩く「PCコンパニオン」と言う発想から生まれたもので、PCと同期してMicrosoft Outlookのデータやエクセル等のデータを持って歩くことを目的として開発された。 また、WinCEはそれとは別の顔も持ってる、通常のWinが主にPCやサーバーといったコンピュータにインストールして使用するために設計されているのに対して、WinCEはモバイルPC、携帯、ゲーム等幅広い分野のデバイス向けに設計された、オープンなWinオペレーティングシステムプラットホームなのである。 何故?このように幅広い分野のデバイスに使用できるのか? それは通常のWinがHDDや大容量のメモリ等のハードウェアを必要とするのに対して、WinCEはそれを必要としない、これらのデバイスが存在しないような環境でも使えるのである。 そんな何に使われるんだかはっきりしないWinCEだが、結構身近で使われていたりする。自分の身近ではコンビニの商品管理端末、GISシステム、献血管理端末等に使われているの見たことがある。 こんな色々なシステムに使われるには理由がある、MicrosoftがWinCE用の開発ツールを無料提供しているのだ。メーカーにしてみれば一から新たなOSを作るより、WinCEに乗せてプログラムを作る方が容易なのもこのようなシステムに利用されてるのを見れば解るところである。 さて、前置きに長々と書きましたが、ここではH/PCとP/PCにスポットを当てて書いていこうと思う。 歴史はWin3.1の時代からあるらしいが、自分はそこまで詳しくないので、WinCE1.0の登場からwinCE.netまでを主に書いてみたいと思う。(H/PC&P/PCの説明にはそこまでで十分だと思われるし、それ以後は自分も良く知らないので(^^;) WinCE1.0が一般公開されたのが1996年、WinCE1.0をベースにHandheld PC1.0が作られた、これを縮めてH/PCと呼ぶ。 一般的にはH/PCはWinCE搭載機のキーボードがあるもの、P/PCはキーボードが無いものと思われがちだ・・・間違いでは無いが、正しくはHandheld PCというOSを縮めてH/PCと呼ばれている。(まだこの時P/PCは無かった。) 日本で最初にH/PCに取り組んだメーカーはカシオとNECで、カシオペアとモバイルギアが発売された。 WinCE1.0は結構安定したOSだったらしいが、モノクロ4色しかサポートしていなかったこと、デバイスが480×240固定であったことなど、機能があまりにも限定されており、Win95のデータを持ち歩くこうにも不十分でWin3.0並みの機能しか無かったと言われている(^^; こういった問題点を、すべて解決するべく、1997年に発表されたのが、WinCE2.0である。このバージョンで、設計上は、Win95/NTの機能をすべて取り込むことが可能?になり、カラー対応、モニタもサイズは自由に設定できるようになった。 同時に、WinCE1.0では、H/PCしか搭載マシンがなかったのに対して、WinCE2.0では、さまざまな機器が登場した。 その1つがPalm-size PC(P/PC)である。 当時、キーボードを持たないワイシャツのポケットに入いるタッチペン入力のPCはpalmが先行していたのでこの名前になったと思われる。(Microsoftのネーミング悪すぎ!) このWinCE2.0であるが、長い期間の間、少しづつバージョンアップし2.11、2.12などになってたらしい・・・詳しくは解らん(^^; その間、H/PC2.0、H/PC Pro(H/PC3.0)やP/PC1.0、P/PC1.2が生み出され、多くの企業が参入し全盛期を迎えるのであった!(ベベンベベンベン!) そんな中、2000年にWinCE3.0が発表された。 ここでP/PCはPalm-size PCではなくPocket PCと改名される。(最初からその名前にした方が良かったと思うよ、Microsoftさん) WinCE3.0の時代では、H/PCよりP/PCの方に力が入れられてたような気がする?(多分、売上のせいだろう(^^;) H/PC2000、P/PC、P/PC2002といったOSが生み出され、基本動作の向上はもちろん、主にInternet Explorer、Media Playerが強化された。 そして、2002年にWinCE.netが発表された。 当初、H/PC2002が出るなどとの噂も流れたが・・・・・出ることは無かった、H/PCの歴史はここで幕を閉じるのである(ToT) 多分、何より売上が悪かったのだろう?、それに技術の進歩でH/PC並に小さい通常のWin搭載のPCの登場、バッテリーの技術の進歩、タブレットPCの登場によりH/PCのあるべき理由も無くなったからではないだろうか?と自分は思っている(^^; ただ、H/PCというOSは無くなったが、WinCE.net搭載のキーボード付き小型PCがNTTdocomoから発売された、これがH/PCの最後っ屁であった(ToT) H/PC亡き後、WinCEへの興味があまり無くなった自分のWinCEの知識はここで止まっているので、その後WinCEがどおなったか?は良く解らないが、P/PCは2007年現在、沢山のメーカーからは発売されてはいないが、ほそぼそと生き延びていることは確認している。 また、携帯の端末としてWinCEが使われていて、色々と進歩しているのも確認している・・・が、全ての携帯がWinCEにならないで欲しいと自分は願っている。その理由はウイルスが恐いからである、今の携帯は多種多様なOSが使われているからウイルスなんて無いが、1つのOSに統一されたら・・・絶対、ウイルス作るような悪いやつが出てくるだろうし(^^; 以上、間違ってるところもあるかもしれないけど、そんなとこは軽く流してください(^^; |
| ■ No.2 H/PCってどんなの? (2007.01.28) |
解りやすいようにノートPCと比較してみたいと思います。 使用するのは自分の持ってるH/PC(jornada720)とノートPC(omnibook)。大体同時期に発売されたものなので丁度いいかな?と思う。 まず、初めにH/PCの特徴について少々書きたいと思う。 No.1にも書いたが、H/PCとはWinCEをベースに作られたHandheld PCというOSを搭載しているPCのことである。 HDDを持たず、内臓RAM&ROMにOSが焼き付けられており、その為か?起動、終了に1秒とかからない。 基本的に「PCコンパニオン」という発送を元に、PC(通常のWin)と同期してMicrosoft Outlookのデータやエクセル等のデータを持って歩くことを目的としている。その為、CD-ROM等も搭載してないし、ソフトのインストールもPCと同期しないと出来ない。 また、PCがマウス等で操作するのに対して、H/PCはタッチペンで画面をタップして操作する。(任天堂DSみたいな感じ) では、ノートPCと比較してみいたと思う。
○CPU 同時期に発売されたものなのに、1GHzと206MHzって何でこんなに違うの?っと思った方もいると思うが、H/PCのCPUは速度より消費電力を少なくすることを主としている。 それにH/PCのOSはとても軽い?のでこの速度でも意外と軽快に動くのである。(軽快っちゃ〜軽快だけど、何とかもお少し早くならないかな〜・・・倍ぐらいになれば言うこと無いんだけど(^^;) ちなみに、消費電力の違いはバッテリーの持ちに大きく影響している。バッテリーの大きさはomnibookの方が大きいが、Omnibookが2〜3時間なのに対し、jornadaは10時間もバッテリーで駆動する。(余談ですが、現在ではOmniはバッテリー駆動1秒!(笑)) ○メモリ Omnibookのメモリはプログラム実行用だけに使われているのに対して、上の方にも書いたがjornadaはRAMとROMの二つのメモリを持ち(仕様には書かれてないがROMもあるはず・・・)基本のOSやソフトが焼き付けられている他に、プログラム実行用としても使われている。(他にソフトをインストールする場合は容量が小さいのでCFカードが必要。) こちらも、H/PCのOSはとても軽い?のでこの容量で足りるのである。(これもできれば倍ぐらいあると言うこと無いんだけどね(^^;) ちなみに、H/PCのOSは焼き付けられているのでリカバリーって行為が必要無い、バッテリーを外せば全てリセットされ、再度バッテリーを付ければ初期状態に戻るのである。
って、取り合えず数字で書いたが、写真で見た方が解りやすいと思うで↓(ちなみに煙草は100'S)
これで、H/PCが大きさも重さもいかに持ち運びに適してるか解ると思う。(ちなみに、jornadaはH/PCの中でも一番小さい) jornadaはこの大きさでキーピッチ13.2mmながら日本語キーボードを搭載している。(慣れれば結構打ちやすい。)
↑はクレードルと接続ケーブルである、基本的にはこれを使ってPCと同期し、Microsoft Outlookのデータやエクセル等を相互に交換することができる。 こんな感じで接続する↓
が、自分は最近ではOutlookのデータを同期する必要が無くなったので、このような接続はソフトのインストール以外では使わない・・・CFカードにデータ移すだけで足りるので(笑) 以上、「PCコンパニオン」のコンセプトどおり、いかにH/PCが持ち運びに適したPCかご理解いただけた?と思う。 いかに小型のPCが発売されようが、H/PCには敵わない点が2つ! 1つ目は起動、終了の早さである。急ぐ時に起動、終了待ってられないでしょ! 2つ目は消費電力の少なさによるバッテリーの持ち時間、今H/PCが発売されてればもっと早くて省電力なPCになっていたことだろう・・・(発売されないから自分のサイフは省金かな?(笑)) ただし、悪い点を述べると、H/PC2000(jornadaのOS)ではエクセル、ワードも全ての機能をサポートされていないし、IEも4程度のものしかサポートされていない・・・まさに通常のWinの縮小版である(^^; |
| ■ No.3 P/PCってどんなの? (2007.01.28) |
P/PCとはWinCEをベースに作られたPocket PC(Palm-size PC)というOSを搭載しているPCのことである。 H/PCと同じくHDDを持たず、内臓RAM&ROMにOSが焼き付けられており、その為か?起動、終了に1秒とかからない。 基本的に「PCコンパニオン」という発送を元に、PC(通常のWin)と同期してMicrosoft Outlookのデータやエクセル等のデータを持って歩くことを目的としている。その為、CD-ROM等も搭載してないし、ソフトのインストールもPCと同期しないと出来ない。 また、PCがマウス等で操作するのに対して、P/PCはタッチペンで画面をタップして操作する。(任天堂DSみたいな感じ) 更に文字入力も基本的にはタッチペンで画面に書くか、画面に出た文字一覧をタップするかのどちらか。 自分が元持ってたのはP/PCもどき(OSが違うだけ)だか、基本的にはこんな感じ↓
基本的にH/PCからキーボードを無くし、より軽く小さくしたデータの持ち運び&閲覧重視のPCだと思って間違いはないだろう。 良い点は、H/PCと同じく起動、終了の早さと、消費電力の少なさによるバッテリーの持ち時間、Yシャツの胸ポケットに入る大きさってことだろう。 自分的は文字入力が不便なので使いづらいPCだったが、今だに小勢力だが発売されているということは人気のPC?なのだろう。 また、生き残ってる理由は、自分が思うに、色々なソフト開発の賜物ではないだろか? 自分の身近でもコンビニの商品管理端末、GISシステム、献血管理端末等タップ操作だけで足りる端末に使われてることを見たことがある、このような分野ではやはりH/PCよりもこちらの方が向いていると思う。 以上、簡単たげどP/PCの説明終わり!(笑) |
| ■ No.4 H/PCに関わってきたメーカー (2007.01.28) |
間違いもあるかもしれないが、思い出し&調べながらちょっとまとめてみた。
2007.2.14追加 更に詳しく知りたい方はH/PCを見てね。 |
| ■ No.5 P/PCに関わってきたメーカー (2007.01.28) |
間違いもあるかもしれないが、思い出し&調べながらちょっとまとめてみた。(買うつもり無かったため、あまり詳しくないので機種名は割愛(^^;)
2007.2.14追加 更に詳しく知りたい方はフルパワー全開を見てね。非常に良くまとめてあります。 |
| ■ No.6 CPU (2007.02.16) |
通常のWinと違い、H/PC、P/PCのソフトはCPUアーキテクチャ別にコンパイルしなければインストールできない。この辺はちょっと不便なとこだ。 現在のP/PCではCPUはAMDアーキテクチャに統一された為、このような不便さは無くなったんだけどね〜 んな訳で? 現在までH/PC、P/PCに使われているCPUについてちと紹介したいと思う。
この表を見る限りではAMD系は他より処理速度が速く感じるかもしれないが、そおいう訳では無い。P/PC2002からAMD系に統一された為使われて無いだけで、他のCPUもより速く、より省電に進化している。 ちなみに、AMD系アーキテクチャの中でもいくつかのバージョンに分かれているが、コンパイルは分けなくても大丈夫。 余談だが、以前、jor720を何とかCPU交換して高速にできないかと考え、色々と調べたことがあった。 んで、どこのサイトだか忘れたが、ザウルスのCPUをPXA250からPXA255に交換するのをまとめていたサイトを見つけた。 色々読んでて、CPUをはがして取り替えるまでは自分でもできるかな?っと思ったが・・・・・やはり組込み式機械はただ単純に取り替えただけでは上手く機能せず、何やらレジストリ?とか色々いじってるのを見てたら・・・・・やっぱ、ヤ〜メタ(^^; 挫折はとても早かったとさ(笑) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||